興味があるので、具体的な違いを教えて欲しいです。
こういった疑問を解決します。
期間工と正社員の違いがよく分からない方も多いと思うので、分かりやすいように記事にしてまとめておきました。
期間工と正社員の違いを比較しつつ、解説をしていきたいと思います。
期間工と正社員の違いとは?

大きな違いは以下の4つ。
- 雇用形態
- 待遇
- 社会的信用
- 仕事の大変さ
順番に見ていきましょう。
雇用形態
まず雇用形態が違います。期間工の雇用形態は「契約社員」なので、非正規雇用になります。
契約社員ということは、働ける期間が決まっていますね。期間工の場合は、最大2年11ヶ月までしか同じ企業で働くことはできません。
正社員 | 期間工 | |
---|---|---|
雇用形態 | 正社員 | 契約社員 |
雇用期間 | なし | 2年11ヶ月まで |
雇用の安定 | 〇 | △ |
正社員は非正規ではありませんので、基本的に雇用期限は決まってませんね。
また、雇用も安定していますし、よほどのことがなければ首になることはありません。
期間工の場合は会社が不祥事を起こして減産したときや、リーマンショックみたいなことがあれば、ちょっとやばいですね。
人員調整のために首になるリスクがあります。
滅多にある訳ではないですが、期間工として働くならどうしても雇用の不安さはついてきますね。
待遇
待遇面にも差はあります。待遇も正社員の方が優遇されていることが多いですね。
正社員 | 期間工 | |
---|---|---|
昇給 | 上がりやすい | ほぼ上がらない |
自社サービス | 受けられる | 受けられない |
退職金 | あり | なし |
また、期間工と正社員は給料でも差がでます。
最初の頃はそこまで変わりませんが、長く働くにつれて徐々に差がでてきます。
正社員は昇給があるので、勤務年数が長いほど給料も上がっていきますし、役職がつけば収入も増えますからね。
他にも自社メーカーの車なら15%引きで購入できるなど、正社員専用の権利が用意されています。
社会的信用
期間工は契約社員になるので、社会的信用は高くありません。
期間工でもクレジットカードを作ったり、部屋を借りたり、車のローンくらいまでなら審査に通ります。ですが、さずがに住宅ローンは無理ですね。
期間工で住宅ローンが組めたという話は、聞いたことがありません。
しかし、大企業の正社員なら社会的信用はかなり高いので、住宅ローンも通りやすいです。
「大企業の正社員」という肩書は、大きなお金を借りる時に相当有利になります。
仕事の大変さ
仕事は確実に正社員の方が大変です。
現場で正社員の人達を見てきましたが、正社員は期間工よりも高い水準の仕事を要求されます。仕事に対する責任は大きくなり、覚える工程も書類仕事だってふえます。
部署移動や転勤までありますよね。上司も部署移動が多かったので、次から次へと仕事を覚えていました。
正社員に期間工のような気楽さはありません。
期間工は言われたことだけやっておけばいいので、仕事に対するプレッシャーはそこまでなかったですね。
気軽にパッパッと稼げるのが、期間工のいいところだと思います。
期間工と正社員の違い まとめ

違いをまとめます。
正社員 | 期間工 | |
---|---|---|
雇用形態 | 正社員 | 契約社員 |
雇用期間 | なし | 2年11ヶ月まで |
雇用の安定 | 〇 | △ |
昇給 | 上がりやすい | ほぼ上がらない |
自社サービス | 受けられる | 受けられない |
退職金 | あり | なし |
社会的信用 | ◎ | △ |
仕事の大変さ | かなり大変 | 気楽にいける |
違いについてはこんな感じですね。正社員の方が何かと優遇されていますが、仕事はかなり大変です。
期間工なら採用されやすいことと、気軽にサックと稼げるのが魅力ですね。
それぞれメリット・デメリットがありますので、自分に合った方を選択しましょう。
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